肩のインナーマッスルも、セラバンドで鍛えよう

肩のインナーマッスルとは?


肩のインナーマッスルも、

セラバンド等にて鍛えることができます。

肩のインナーマッスルとは肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の四つをさし、

これらは肩関節の運動の基盤となります。

これらの筋肉は肩甲上腕(けんこうじょうわん)リズムという

肩の良好な運動を保つ重要な筋肉です。


肩のインナーマッスルを鍛える必要性

なぜ、インナーマッスルを鍛えないと

いけないのか?というところなのですが、

インナーマッスルというのは上記のように、

肩の動きをより正常にするために必要です。

何らかの原因で肩甲上腕リズムというものが崩れる、

破綻すると、運動がうまくできない、あるいは運動ができてもより

良好な形での運動ができないので、

動かすたびに肩を痛めてしまう原因になるのです。


ですから、インナーマッスルを鍛えて、

よりよい形で運動をしなくては、

リハビリのつもりが肩を痛めてしまったり

肩の痛みを悪化させてしまうこともあるわけです。

アウターマッスルというのは大きく、強い力を引き出す筋肉なので、

肩の運動を行うのに非常に大きい力を

働かせることができます。

しかしより関節に近いインナーマッスルのほうは、

その力により関節を安定させる働きがあるのです。

特に肩関節というのは接触面が広いとはいえず、

関節自体は非常に不安定な関節です。

なのに、肩はとにかくいろんな方向に動き、

日常生活上でも動かす頻度は圧倒的に多いでしょう。

ですからインナーマッスルの力で

関節を安定させることが何より重要になってくるのです。


負荷は強ければ強いほど良い?

バンドの負荷は強ければ強いほど良い、というのは間違いです。

インナーマッスルというのは、その名の通り

表層筋よりも内部になる筋肉で、

強度も工夫しなくては思ったような力を

発揮してくれません。

ですから、頑張ってバンドの強度を強くして

肩の運動をしようと思っても

結局のところ表層にある大きな筋肉を収縮してしまって、

肝心のインナーマッスルの筋力訓練にはほど遠くなる、

という結果を招きかねません。

そうなると、インナーマッスルとアウターマッスルの

力のバランスが悪くなってしまって、

アウターマッスルのちからは強いけれども

関節を安定させることができずに

肩を痛めてしまう原因を引き起こしてしまいます。

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