箸操作のリハビリの方法

箸操作のリハビリの方法

利き手をうまく使えない場合、

箸操作というものが非常に難しくなります。

このページでは箸操作のリハビリの方法をいくつか挙げていきます。


ティッシュを使った箸のリハビリ

ティッシュペーパーを丸めて、移す練習に使う

ティッシュペーパーは非常に軽く、移す練習に使えます。

また、ティッシュペーパーをちぎる練習に

用いてもいいでしょう。

魚などを食べるとき、身をほぐしたり切り開く動作に

応用できます。


ビーズ・おはじき・ビー玉を使った箸のリハビリ

小さすぎるビーズというのはまずつかめませんが、

5㎜~1㎝程度のある程度大きなプラスチック製のビーズは、

細かい箸操作練習に使うことができます。

ビーズを箸でつまんで皿から皿に移す練習を繰り返したり、

おはじきをつまんだり・・・というもの

箸の練習になります。

おはじきやビー玉をつかむのは高度なので、割り箸を使って

練習するのが良いでしょう。


セラパテ(セラプラスト)を使った箸のリハビリ

セラパテはリハビリ用粘土のことですね。

箸操作練習にも使えます。

やわらかいセラパテをちぎるような練習を繰り返したりする

ことで、箸で食物を把持する力や食物を箸で切る力を

養うことができます。

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箸の種類

箸操作練習は、段階付けて行う必要があります。

必要なことは、その道具を使って実際に食事ができるか?

ということですが、

なんとか箸を使うことができるようになりたい、

という人も多いでしょう。

それでも急に箸が使えるようになるわけではないので、

箸も段階付けが必要です。

ばね付き箸を使う

ばね付き箸というのは、箸にくっつける自助具のことで、

これによって2本の箸を固定して使いやすくします。

握る力があれば、開きは自助具が行うので操作が楽になります。

いつも使っている箸に、ばね部分をつけるタイプと、

ばねが付いている箸そのものが商品になっているタイプがあります。

外出先でも気にならないようなタイプのばね付き箸も

取り扱っています。


割りばしを使う

割りばしは、普通の塗り箸よりも操作が少し楽です。

なぜなら接地面が広いのと、塗り箸と比較すると

滑りにくいので手から落ちにくかったり

物品を掴みやすいのです。

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