圧迫骨折のコルセットを装着するときの注意点

注意点 圧迫骨折

腰椎・胸椎の圧迫骨折後はコルセットを

装着することになるのですが、

今回はそのコルセットを装着する際の注意点について

お伝えしていきます。



圧迫骨折のコルセットを装着する際の注意点とは

コルセットを装着する際に気をつけて

おかないといけないことはいくつかあります。

コルセットの位置がずれていないか確認する

コルセットの位置は非常に重要です。


ソフトコルセット(セトル)はまた別ですが、

病院などで作成したコルセットというのは

個々人の脊柱のカーブや体の凹凸に合わせて

作られています。

なので、位置がずれてしまうと

その凹凸に合わず、骨の突起部位にコルセットが

当たって痛くなったり、

本来骨折部を守ってくれるはずの

コルセットの意味がなくなってしまいます。

最も多いのは、

上下方向にコルセットがずれてしまうことです。

特に装着した直後はぴったりとズレなく装着できていても、

動いている間にどんどん上に上がってきてしまう、

ということが良くあります。

下は骨盤があるのでストッパーになります。

骨盤を超えて下にズレていくということは

なかなか無い訳ですね。

トイレのズボンの上げ下げに邪魔になるからと

コルセットを上の位置で装着しようとする

人もいます。

そうなるとやはり本来のコルセットの役割が

果たせないので、

出来る限り正しい位置で装着する事が重要です。

皮膚の状態を確認する

上記のようにコルセットがズレている場合もそうですが、

コルセットが正しく装着できている場合でも

皮膚トラブルが起こることがあります。

痒みがある場合はすぐに分かりますが、

特に高齢者の場合で自分で自分の皮膚を

チェックする機会というのがなかなかない場合、

いつの間にか湿疹ができていたり赤みを

帯びていたりということがあります。

特に夏場は通気性の悪いコルセットというのは

ムレやすく、皮膚トラブルを招きやすいです。

出来る限り、皮膚の確認ができる状態を

作ったほうがいいでしょう。

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